個人事業主から法人化にする際には、元手が必要になります。
法人化するだけで定款作成、その認証、法人登記における司法書士への依頼料その他を考えれば、相応に高額になっていきます。

また、法人化することで人に任せられないようなことも多々出て来ますし、最初は立ち上げた人本人がいろいろな手続きや段取りのために駆け回らないといけなくなります。したがって、休日返上で働くことになります。
さらに、個人事業主として事業をしていた時とは異なり、利害関係者に対することを考えれば収入も相応に稼がなければなりません。
したがって、個人事業主のときには主に自分だけのことを考えていればよかったものが、法人になったことで今後自分だけではなく様々な関係者とのつながりが広がっていくこととなります。

一般的に法人が軌道に乗るまでは、休日は返上して働くこととなるケースも多くなりますが、資金面での不安も付きまといます。
したがって、助成金等の申請も怠らずに行うこととなりますが、法人立ち上げ者が考えて行動していくことが求められます。
期限が決まっているものも多く、平日の行動では関係者へのあいさつ回り等で忙しく、その後休日に書類作成等を考えていくことになりますので、場合によっては代理申請を行うことも視野に入れることが大切になってきます。

法人が上手くいくことに傾注するべきと言えますので、他人でも可能な作業は、任せることで時間を大切に使用することが大切です。